車売却のベストタイミングはいつ?月・季節・相場で変わる“高く売れる”時期とは
車を売るタイミングで「5万〜10万円」も差がつく理由
査定額は相場×タイミングで大きく変動する
車の買取価格は、単なる車の状態や年式だけでは決まりません。
実は「いつ売るか?」によって、5万円〜10万円以上も価格に差が出ることがあるのです。
中古車市場には「繁忙期」と「閑散期」が存在し、業者側の**“仕入れたい欲求”が強い時期**に売ると、当然オファーも強気になります。
「今売るべきか?」と悩む人が陥る落とし穴とは
こんなふうに悩んでいませんか?
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「車検が近いけど通してからの方が高く売れる?」
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「もうちょっと乗った方が元が取れる気がする…」
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「ボーナス時期の方が買取も高くなる?」
結論から言えば、**「迷ってる間に相場が下がって損した」**というケースが非常に多いのです。
「売るなら早いほうがいい」が必ずしも正解ではない理由
もちろん、基本的には車は年式・走行距離が伸びるほど価値が下がるので、「早く売る」ことには意味があります。
しかしそれ以上に重要なのが、**“市場が求めているタイミングかどうか”**という視点。
「今の相場」「次の車検」「決算期」など、複数の条件が噛み合う“売り時”が存在するのです。
高く売れる「月」と「季節」の傾向をデータで解説
業者の仕入れ強化月=査定額が上がるチャンス
買取業者は、「売れる時期の少し前に仕入れを強化」します。
つまり、“売れる前月”が仕入れ強化月となり、査定が甘くなるのです。
中古車の需要が一気に高まるのは以下の2つ。
3月・9月が高く売れる理由(決算期)
多くの業者(特に大手中古車販売会社)は、3月と9月が決算期です。
✅ この時期は…
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とにかく在庫を集めたい
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売上を伸ばしたい=買取価格も強気
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普段なら値切るような車種にも高値をつけやすい
3月に売れる車は、2月に仕入れる必要があるため、1〜2月が売却のゴールデンタイムとも言われます。
車種別|ミニバン・SUV・軽自動車の売り時
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車種 |
高く売れる季節 |
理由 |
|---|---|---|
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ミニバン |
1〜3月 |
新生活・引っ越し・子育て世帯の需要UP |
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SUV・4WD |
10〜12月 |
雪・アウトドア・冬道対策の需要上昇 |
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軽自動車 |
通年安定(特に春と秋) |
維持費の安さ・普遍的ニーズ |
|
輸入車 |
為替とモデルチェンジ次第 |
高額なため、相場変動に注意 |
価格が下がりやすいタイミングとは?避けるべき3つの時期
新車モデルチェンジ直後
同じ車種でも、新型モデルの発売が発表されると、旧型の価値は一気に下がります。
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デザインが古く見える
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最新安全装備などがついていない
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中古市場でも人気が落ちる
発売前のリーク情報などで「フルモデルチェンジの噂」が出たら、できるだけ早く売却判断を。
大型連休明け(売却増で相場下落)
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GW明け(5月)
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夏休み明け(9月)
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年末年始明け(1月)
これらのタイミングは「使い終わった車を手放す人が多い=供給が増える」。
つまり、買取業者も価格を抑えがちになる傾向があります。
車検ギリギリはNG?車検前後の売却判断
「せっかく車検取ったばかりだから、売るのはもったいない…」
これは大きな誤解です。
実は車検が残っているかどうかは、買取価格にほぼ影響しません。
むしろ、
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車検費用をかけて→売却して→減価償却できない
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車検直後でも査定は上がらない
…ので、売るなら“車検前”がベストです。
「車の状態」から見た売り時|放置すると損するケース
走行距離が1万kmを超えるタイミング
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3万km、5万km、7万km、10万kmの“節目”は、査定価格が下がる目安になっています。
例えば、49,000kmの車と51,000kmの車では、買取価格に1〜3万円の差が出ることも。
走行距離が「区切りの直前」であれば、その前に売るのが正解です。
バッテリー・タイヤ・消耗品の劣化が進む前に
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タイヤの溝が薄い
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バッテリーが弱ってる
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エンジンオイル未交換
こうした「細かな状態」が減額ポイントになってしまいます。
高く売りたいなら、劣化が進む前に決断するのがベストです。
車検を通す前に査定を出すのがベター
繰り返しになりますが、車検の有無は査定にほとんど影響しません。
むしろ、
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車検費用:5〜10万円
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査定価格アップ:0〜1万円
このように費用対効果が非常に悪いので、「どうせ近いうちに手放すなら、車検前に査定に出す」が正解です。
実体験から学ぶ「売って正解だった」タイミングとその理由
37歳営業職パパが“今だ”と決めた理由
筆者(埼玉在住・37歳・営業職)は、10年落ちのノアを手放すタイミングに悩んでいました。
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子どもが成長してミニバンの必要性が薄れてきた
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年末にモデルチェンジの噂
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来年春の車検で約8万円の出費予定
👉 そこで、9月中旬にMOTAで査定を取り、3社から60万円前後のオファー。
想定よりも高く、「これはタイミング的に今しかない」と即決しました。
実査定額が7万円も変わった売却タイミング
別のケースでは、2ヶ月違いで同じ車が7万円の差になったという実例も。
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7月(閑散期)に出した査定 → 53万円
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9月初旬(決算前)に再査定 → 60万円
たった2ヶ月でも、需要と市場次第でこれだけ変わることがあります。
「あと半年待ったら損してた」と思えた出来事
「車検通してから売るか」と迷っていたら、
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新型ノアが発表
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相場が下がり始める
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結局数万円損するか、売れ残るリスクがあった
結果的に、“情報を早めにキャッチして動けたこと”が売却成功のカギだったと感じます。
まとめ|今売るべきか?それとも待つべきか?判断フロー付き
「相場」「車検」「季節」この3つが判断軸
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状況 |
売るべき? |
|---|---|
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車検まで3ヶ月未満 |
✅ 売却を検討すべき |
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モデルチェンジ予定が近い |
✅ 相場が下がる前に売る |
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走行距離がキリ番手前 |
✅ 到達前に売る |
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決算期(1〜3月、7〜9月) |
✅ 査定額が上がりやすい |
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忙しくて何も準備できてない |
❌ 後回しでもOK(写真・洗車できる時に) |
迷ったら一括査定で“相場だけ知る”のもあり
今すぐ売るか迷う人は、まず**「今の相場を知る」だけでも大きな一歩**です。
しつこくないMOTAなら、メールでオファーが届くだけで電話は来ません。
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高値がつけば売る
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納得いかなければスルー
このスタンスでもOKです。
とりあえず無料オファーで様子を見る方法
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【MOTAの一括査定ページにアクセス】
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車種・年式・走行距離などを入力(3分)
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翌日18時にオファーメールが届く
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気に入った業者があれば連絡、なければスルーOK
無料で相場が分かるだけでも、大事な売却判断の材料になります。
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このように、「いつ売るか」は売却成功の最重要ポイントのひとつです。
次は、より専門的な比較記事(例:MOTA vs ズバット)や、家族向けの乗り換えガイド系記事へと展開していくのが理想的です。
