車中泊マットの選び方|厚さを決める前に測りたいサイズ・段差・収納
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この記事は公式情報を確認してまとめた選び方ガイドです。実機を使用したレビューではありません。情報確認日:2026年9月13日。
車中泊マットを探すと「厚さ8cm」「10cm」などが並びます。ただ、厚いマットを買っても車内に収まらなかったり、座席の傾斜が残ったりすれば使いにくくなります。先に車内を測り、段差と隙間を分けて確認し、その後でマットを選ぶ順番にすると比較しやすくなります。
確認する順番は、①長さと幅 → ②段差・隙間・傾斜 → ③厚さと収納です。「この厚さならどの車でも大丈夫」という基準はありません。この記事は大人の就寝スペース選びを扱います。
最初に測るのは、座席を倒した後の実寸
車を安全な場所に駐車し、取扱説明書で認められたシートアレンジにします。マットを置く予定の場所にメジャーを当て、寝る人数分の幅を確認してください。車種名が同じでも年式・グレード・座席構成が違えば条件は変わります。

| 測る場所 | 確認すること |
|---|---|
| 寝床の長さ | 前席を走行時に戻せるかも含めて、足先まで収まるか |
| いちばん狭い幅 | タイヤハウスや内張りが出ている位置も測る |
| 段差と隙間 | 腰・肩が当たる場所、座席間の空洞を区別する |
| 寝床から天井まで | マットを敷いた後に起き上がる余裕があるか |
| 収納時の置き場 | 移動中に寝具をしまう場所と固定方法 |
商品ページの「シングル」「2人用」は車への適合を保証する表示ではありません。マット本体の寸法と、空気を入れた際の形を見て判断します。2枚並べる場合は1枚の幅だけでなく、合計幅と周囲の余裕も確かめましょう。
段差・隙間・傾斜は別々に確認する
段差:マットの下の高さが途中で変わる
背もたれと座面の継ぎ目など、途中で高さが変わる部分です。厚みのあるマットでも、体重がかかったときに沈む程度は製品ごとに違います。「マットの厚さより段差が低いから大丈夫」と計算だけで決めず、実際に横になって腰や肩への当たり方を確認します。
隙間:下に支える物がない
座席の間などに空洞がある場合、柔らかいマットだけでは体が沈み込むことがあります。車種に対応した段差解消用品などを検討し、荷重への対応や設置方法を確認してください。収納箱や板を根拠なく積み上げて寝床にする方法は勧めません。
傾斜:寝床全体が斜めになる
厚いマットを上に重ねても、土台の傾きが自動的になくなるわけではありません。許可されたシートアレンジで改善できるか、水平な就寝スペースを作れる対応用品があるかを調べます。改善できなければ、その車で無理に泊まらない選択もあります。
マットの種類は、収納と準備の手間で比べる
| 種類 | 比較するときの利点 | 確認したい点 |
|---|---|---|
| 折りたたみフォーム系 | 空気を入れずに広げられる | たたんだ厚み・幅と車内の収納場所 |
| インフレーター系 | 内部フォームと空気で支える製品が多い | 膨張時間、追加の空気入れ、空気を抜く手間 |
| エアー系 | 空気を抜いた収納寸法を確認しやすい | ポンプの要否、空気圧、穴や漏れへの対応 |
これは種類を比較するための整理で、すべての製品に同じ性能があるわけではありません。製品ごとの説明書で準備・収納方法を見てください。毎回撤収して日常の買い物にも使う車なら、寝心地だけでなく「朝に片付けられるか」も選ぶ軸になります。
厚さ10cmの製品でも、まずサイズを見る
寸法の読み方の例として、DOD「ソトネノキワミS(CM1-649-TN)」の公式仕様を見てみます。ここでは購入推奨や実機評価ではなく、仕様表の確認例として取り上げます。
| 公式仕様の項目 | 公表値 |
|---|---|
| 使用時 | 約 幅80 × 長さ208 × 厚さ10cm |
| 収納時 | 約 幅91 × 奥行23 × 高さ23cm |
| 総重量 | 約4.6kg |
出典:DOD「ソトネノキワミS」公式仕様(2026年9月13日確認)
この場合、「10cm厚」という点だけを見て買うと、長さ208cmが予定の寝床に入らない可能性を見落とします。収納時も長辺は91cmあるため、荷室に積めるか確認が必要です。別のマットでも同じように、使用時と収納時の両方を車内寸法に当てはめます。
買う前に確認したい5項目
- 使用時の幅・長さが、実測した車内に収まる。
- 気になる段差や隙間への対応を確認できる。
- 収納した寝具を、走行中に安全に積める。
- シーツ・カバーのお手入れ方法が生活に合う。
- 返品条件、保証、補修方法を販売元で確認できる。
冷えへの備えも、厚さだけでは判断しないでください。メーカーが使用時期や断熱性能を示している場合はそれを参考にし、寝袋などの寝具と合わせて考えます。車内で過ごせない気温なら、道具を追加して無理に泊まるより予定を変更します。
条件が決まったら、商品を比較
先に車内の長さ・最も狭い幅・収納場所を測り、合う寸法で絞り込んでください。掲載順位だけで選ばないことが大切です。
リンク先は検索結果です。記事内の条件を満たさない商品も含まれます。寸法・仕様・販売元・最新価格を確認してください。
届いたら、出発前に設置から片付けまで試す
初めて広げる場所を旅先にしないようにしましょう。取扱説明書に従って準備し、ドアが閉まるか、寝返りで物に当たらないか、寝床から安全に降りられるかを確認します。空気を入れる製品はバルブの操作と片付け方も試してください。
家族で使うなら、寝具を置いた後の荷物や靴の場所も一緒に確認します。赤ちゃんの寝床については、大人用の柔らかいマットをそのまま安全と判断しないでください。本記事は乳幼児用寝具の適合性を評価していません。
よくある疑問
厚さは何cmあれば十分?
一律には決められません。土台の平らさ、体格、マットの構造、寝姿勢で感じ方が変わります。購入候補を絞る前に実寸と段差を記録し、可能なら店舗の展示品などで使用感を確かめましょう。
家の布団を持ち込んでもいい?
収まり・段差・収納・温度条件を満たせるかを確認する選択肢にはなります。ただし、布団で隙間を隠すだけでは支えができたことにはなりません。走行時に安全に収納できることも条件です。
車種専用なら寸法確認はいらない?
年式や型式、座席仕様などの適合条件を確認します。同じ車名でも適合外になる場合があるので、自分の車両情報と商品説明を照合してください。
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